どうもこんにちは!ピザ大好きのピザゴンです。
…今日もスルーしてっとwww。
今回は、今まで紹介したダイエット食品の成分でありました「難消化性デキストリン」について、
『週刊新潮』が完全否定しなねない、驚愕の衝撃内容が飛び込んできましたのでそちらを考察していきたいと思います。
目次
何がどうなった?
まず、何がどうなったのか? 冷静に詳しく状況を説明しますと、
正直、私は今回の記事を書くにあたり、『週刊新潮』の新潮砲(しんちょうほう)とも言えるこの記事に驚きました。
その内容は、
「キリンメッツコーラ」に脂肪抑制効果ナシ 消費詐欺「トクホ」の大嘘
すっかり身近な存在となっているトクホだが、そこには国とメーカーによる壮大な“消費詐欺”の実態があった。
週刊新潮 2017年3月23日号 2017/3/15発売 – より引用
というのです!
この記事の前に丁度、
「難消化性デキストリン」の「機能性表示食品」を考察したばかりでしたので、正直その考えを打ち砕かれる内容でしたので
まるでハンマーで頭をぶん殴られたかの様に衝撃を受けました。
一応、その考察した記事に興味がございましたらご覧ください。
難消化性デキストリンとは?
こちらの説明は、前回「難消化性デキストリン」の事を説明した内容ですが、
「難消化性デキストリン」の事を詳しくしらない方向けに、このページでも掲載しておきますね。
出典:http://www.asahiinryo.co.jp
難消化性デキストリンとは、ジャガイモやトウモロコシのデンプンに含まれる水溶性食物繊維の事で、腸内で食べ物の水分を取り込んでゲル化するという特性があります。
最近非常に注目を集めて成分でもあります。世の中にある特定保健用食品の約3割が難消化性デキストリンを含むとも言われています。
具体的な効果や効能については
- 食後の血糖値の上昇を抑える
- 食後の中性脂肪の上昇を抑える
- 整腸作用
と、「中性脂肪の上昇を抑えてくれる」と言う、中性脂肪に悩まされているメタボリック症候群の私たちには嬉しい効果が期待できます。
また、血糖調節効果については、実は脂肪と密接な関係にありまして
「血糖値が急激に上昇すると一時的にカラダは脂肪を溜めやすい状態」※になります。
※血糖値が急上昇すると、糖も過剰に身体に吸収される仕組みについては、また後日お話ししますね。
その事から、
糖の吸収を穏やかにし、血糖の急激な上昇を抑える『低インシュリンダイエット』の効果もあります。
難消化性デキストリンは「魔法の成分」だったのでは?
そんな「難消化性デキストリン」ですが説明を見る限り、副作用もある訳ではありませんのでまさに「魔法の成分」と言える代物です。
肥満やメタボリック症候群に悩んでいる人には、まさに「理想の成分」ですから、当然各社とも自社のトクホ(特定保健用食品)製品に「難消化性デキストリン」導入していきました。
その割合はトクホ全体の3分の1を占めております。
「難消化性デキストリン」配合の商品としては、
- ペプシスペシャル(サントリー食品インターナショナル)
- キリンメッツコーラ(キリンビバレッジ)
- 食事と一緒に十六茶W(ダブル)(アサヒ飲料)
- からだすこやか茶W(日本コカ・コーラ)
と言った感じで、各社とも力を入れている主力商品です。
それが…!?
「難消化性デキストリン」に脂肪の吸収を抑制する効果はない?
と、千葉大学名誉教授の山本啓一氏(生理学・生化学)は断言しております。
その発言内容はと言うと…。
難デキには脂肪の吸収を抑制する効果はない
山本氏によれば、トクホ商品の多くが根拠としている論文は、「難消化性デキストリン」(※以下、難デキ)の主要な製造元である「松谷化学工業」の研究者らが作成したもの。そこでは、難デキを摂取した実験群と未摂取の比較対照群を比べ、糞便として排出された脂肪量が前者は「1・44グラム」、後者は「0・77グラム」と、排出量に2倍の差がついたとの実験結果が記されている。
だが、ここに数字上のゴマカシが――。
それぞれが摂取した「脂肪量」に対する“排出されなかった脂肪量の割合”を計算すると、
「実験群は97・4%、対照群は98・6%。その差はわずか1・2%です」
これは生物学の世界では誤差の範囲であると、山本氏は指摘。難消化性デキストリンに、脂肪吸収抑制の効果はないのだ。
週刊新潮 2017年3月23日号 2017/3/15発売 – より引用
え~と、そのままではよく分からないんで要約すると…。
- 「難消化性デキストリン」の効果についての論文の多くは「難消化性デキストリン」製造元である「松谷化学工業」の研究者らが作成したもの。
- 「難消化性デキストリン」を摂取した実験群と未摂取群では、糞便として排出された脂肪量が、「摂取した実験群」の方が、排出量が2倍出た。
と言う事ですね。(全然要約になってませんがwww)
数字上のゴマカシ?
さらに! ここに数字上のゴマカシがあると言うらしいのです。
そのカラクリとは?
それぞれが摂取した「脂肪量」に対する『排出されなかった脂肪量の割合』を計算すると、
これは生物学の世界では誤差の範囲であると、山本氏は指摘し、「難消化性デキストリンに、脂肪吸収抑制の効果はないのだ。」
と締め括っております。
ちょっと何を根拠に断言しているのか? よく分かりませんね…。
こちらの内容は、わたしも個人的に考察を深めて行きたいと思います。
実際の商品名では?
すみません、こちらは準備中です。
今後、トクホも状況が変わって来るかも?
トクホについて、こんな記事もありました。
トクホ、新たな知見を入手した際の報告義務化 消費者庁が内閣府令改正
消費者庁は17の表示許可等に関して内閣府令(健康増進法に規定する特別用途表示の許可等に関する内閣府令)を改正し、安全性または効果についての新たな知見が得られたときは消費者庁に報告することを義務付けた。併せて、次長通知も改正し、第三者機関による定期的な分析の実施および報告と、販売の有無に関する定期的な報告も義務付けた。
「日本食糧新聞(電子版)」- より引用
引用ばかりで恐縮ですが、つまり
と言う事です。
今回の「難消化性デキストリンに、脂肪吸収抑制の効果はない。」件もありますので、ひょっとしたら「難消化性デキストリン入り飲料」にも新たな風が吹くかもしれませんね?
まとめ
まだまとめきれてませんが、本日(2017年3月23日)問題となっている『週刊新潮』が発売と言ってましたので、この記事もアップいたしました
『週刊新潮』では、11ページにも渡り「難消化性デキストリン」について掲載しているとの事です。
ちょっと気になりましたので、読んだ後にこの記事上でもさらに考察していきたいと思います。
いや~、まさか前回の記事で紹介した「難消化性デキストリン」の記事に自分で疑問を呈するとは思いもよりませんでした…。
しかしながら、『健康やダイエット情報』と言うのは、時には間違った情報、ウソや狂言も入り混じって自分やあなたに降りかかって来ます。
おぼえてますか? 2007年に「納豆がダイエットに効く」と言って人気番組であった「発掘!あるある大事典」でしたが
納豆ダイエットはウソ、「あるある大事典」がねつ造であった。
と言う事で、番組が打ち切られたのは衝撃でした。
こんな感じでピザやダイエット情報をどんどん紹介していきますのでよろしくお願いします。
トラックバック URL
https://xn--wckzcy24ksca.xn--tckwe/diet/tokuho/tokuho/trackback/